DoDreamレッスン日誌:T.J.blog

「広瀬香美との出会い・その3」(T.J.)

2009年 10月 16日

LAで広瀬香美との音楽制作は90年12月まで続けられた。
アルペンとのタイアップ曲の多くは、
この時期に楽曲の骨格が制作された気がする。
広瀬は実に努力家である。
LA時代の彼女の日常プログラムを簡単に記すとこうだ。
平日は午前4時頃起床し、5時から新聞「LA TIMES」に目を通し、
知らない英単語にマーカーで印をつけて、そのスペルを何度も紙に書いて暗記する。
6時頃ジョギングし、8時からアダルトスクール(英会話学校)に行く。
昼には帰宅し、午後から自身の音楽制作をする。
土曜日午後はタップダンスとジャズダンスに通っていた。
実際午前4時に起床していた瞬間を見た訳ではないが、
早朝から起きてると聞いていたので、その真偽を確かめようと、
何度か予告なくまだ薄暗い朝5時過ぎに彼女のアパートを訪ねたら、
部屋の窓越しに彼女がデスクライトを灯して新聞を見ながら、
単語を書き取っている様子が見えた。
今でもその時の姿を鮮明に覚えている。
余談ながら、アダルトスクールについて少し記しておこう。
南カリフォルニア(ニューヨークにもあるかも知れない)では、各CITYが費用を負担して
、英語圏以外の国から来た人達の為に、無料で米会話を教えてくれる。
ぼくも移民した最初の2年間は毎朝と週2回夜のクラスに通った。
朝は8時から昼12時まで、日常生活で必要な会話を徹底的に教えられる。
初級、中級、上級とクラスがあり、特に試験などもなく、自分の好きなクラスに参加できる。
そして2年通うと、米国での高校卒業の資格がもらえる。
ぼくのクラスには、日本人はもとより、韓国、中国、ベトナム、ヒスパニックの人達がいた。
ちゃんとビザを持っている人もいたが、単に日本から観光で来て、
夏休みの1ヵ月を無料米会話の勉強に参加している人もいた。
移民の国アメリカ合衆国は、ビザや出身国、貧富の差別なく、
言葉が出来ないのでは困るであろうとの配慮から、
万人にこの学校を無料で開放している。
先生はみんなボランティアのアメリカ人。
この学校はぼくにとってもすごくありがたかった。
当時の先生ANITA DAVISさんには、今もクリスマスカードを送っている。


 

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